やり直しの家づくり~そして高気密高断熱住宅へ~

請負契約後に解約、土地も越境でもめる、など波乱万丈の家づくり。それでもようやく出会えた設計士とスーパー工務店。2019年3月完成しました!

擁壁はブロック積みでOK!?

 お盆明けに待ちに待った工事が始まりました!

まずは擁壁から。

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我が家は、もともと以前に建っていた家が盛土があり、また周囲にはL字コンクリート擁壁があり、それらを活かしたプランを建てていました。

 

ところが、

契約後に擁壁の市道への越境が判明

すったもんだあり結局擁壁を解体しプランに合わせて再建することになり現在に至ります。

 

この擁壁、最初のハウスメーカーではコストの問題もあり、ブロック積みを提案されました。

ブロック積み、最近話題になってますね。我が家ではその少し前からホットな内容でした。ただし最近話題になっているのはブロック塀であって、土留め用の擁壁ではありません。

 

最初計画していたプランでは土は道路から0.9-1mの高さ(GL 0.9-1m)程度の予定でした。それに必要な擁壁をということで提案されたのがブロック擁壁でした。

 

何度も確認しました。

「うちでは多数の施主様がブロック擁壁を選んでいて問題ないから大丈夫ですよ」

営業担当者も建築士も同じ回答をくりかえしました。

たしかに1m以下の擁壁であれば法的な規制はないのですが・・・。

 

他の点でもモヤモヤが重なっていたある時、以下のサイトを見つけました。

NPO法人 欠陥住宅をつくらない住宅設計者の会

です。

すぐに返答をいただけました。

その中で

日本建築学会、CB協会でも、塀としてのCB造はいいが、土留め(擁壁)では使用しないとなっている。

と回答いただきました。

確かに学会、協会のホームページにも記載されています。

 

これを踏まえ担当者に伝えました。

そこからは他にもあった不満や不信感が一気につのり・・・解約へ一気に傾きました。

 

「経験から大丈夫」、「法的には大丈夫。」

これはなんの根拠にもなりません。

 

と、大変勉強になった出来事でした。

NPO法人 欠陥住宅をつくらない住宅設計者の会、擁壁の越境についてはまた次回以降ということで。 

 

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