やり直しの家づくり~そして高気密高断熱住宅へ~

請負契約後に解約、土地も越境でもめる、など波乱万丈の家づくり。それでもようやく出会えた設計士とスーパー工務店。2019年3月完成しました!

越境~だれの責任?~

前回のつづきです。

 

市道に越境した擁壁。

それを知らずに契約し、その後発覚。

 

誰の責任か。そして土地の瑕疵なのか。

この点で非常にもめました。

 

当初は売主さんが隠していたのではと疑いたくなりました。

なんせ家を建てた工務店は売主さんの親戚だったからです。

ただ話を聞くとどうやら建売に近い形だったようです。

 

土地の瑕疵なのか。

これが争点でした。過去の事例を確認してもらっても

グレーでした。

今回は建物つきで購入しています。ただ建物本体だけは

解体するが盛土と擁壁は残すというイレギュラーな内容でしたので余計に。

 

弁護士や県にも相談しました。

答えははっきりせず。結局話し合いです。

 

その間売主さんとは直接話をしておりません。

感情的になってもめると大変なので不動産業者の担当者が仲介に入ってました。

 

でも今思うと、この担当者が一番の原因でした。

そもそも境界標ないのに、

「たぶん、大丈夫!」

これはありえないです。

しかも中立の立場をとっていましたが、途中からは私も売主さんも誰の責任でこうなったかはわかっていました。売主さんの思いは引き渡しのときに直接お会いしたときに、不動産会社担当者に言った一言でよくわかりました。

「最初からちゃんとやっていただければこんなことにならなかったです」

と。

その時も、引き渡しをすっきりと終わらせるために不動産会社側からはなぜか私から売主さんに一言謝ってください、と言ってきました。

そしてとくに自分たちは謝らず。

 

わたしが原因でこうなった??

 

建前上謝りましたが。

 

でも土地は唯一無二。どんな不動産会社でもその土地の仲介をしている以上、その土地がほしければお願いするしかありません。

 

で結局どうなったか。

売主さんとは、もともとあった擁壁の解体と再建費用を70%負担してもらうことで合意しました。

そして不動産会社からは仲介手数料の減額をしてもらいました。

土地の瑕疵かどうかは不明のまま。

不動産会社も明確には責任は認めませんでした。

まあ最終的にはめでたしですね。

これもまた大変勉強になりました。

 

住宅街ではよく境界標を確認したほうがいい

ですね。

 

ところで、売主さんの家を建てた工務店

いまはすでに倒産しているようですが、ほかにも隣の家(隣の家も同じ工務店がたてているようで)との境界が越境しあっていたり、建物解体時には地盤改良がかなり適当だったため解体が楽に終わったりととっても危うい工務店でした。

 

建てる工務店、とくに実際工事する工務店を間違えると大変なことになりますね。

しかも気づいたときは遅いですからね、きっと。

地震で簡単に倒壊してたでしょうし。

リフォームにしなくてよかったです、ほんと。

 

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