第一種全熱交換型換気の使用電力量
たいきゅうです。
年始に家族でスキー旅行を予定しているのですが、いまのところ予定しているスキー場は雪がないらしい・・・。
たしかに今年は継続してまだあまり寒さを感じません。
やや心配です。
さて我が家はダクト式の第一種全熱交換型換気を採用しています。
ローヤルSE300です。
さらに、我が家は工務店担当者さん&設計士さんのオーダーメイドの換気計画になっており、浴室の換気も全体換気に含まれており、局所換気はキッチンだけになっています。
流量の調整はnetatmoでCO2をモニタリングしながら、日中の不在時に500ppmを下回る程度に最低限の流量になるように調整しています。
こんな感じです。
部屋のドア、例えば寝室では寝る時もあけたままです。
家族全員で雑魚寝していますので、早起きして子供を起こさないようにするためにドアを閉めると1000ppmはすぐに超えます。
閉めないとよほど子供たちが大騒ぎしない限り、1000ppmは超えません。
ちなみに転居前のマンションでは、驚くくらいのCO2濃度でした。
今思うと全く換気できておらず恐ろしい環境で生活していたのだなと感じます。
最近は暖房の使用電力量にばかり注目していて忘れていましたが、
ふと換気の電気消費はどうなのだろうかと疑問がわきました。
一般的には、第一種換気は快適性を得るために、第三種換気よりもコストがかかる設備です。
もちろん大前提として、気密が確保されていることは言わずもがなです。
この使い方でどのくらいの電力消費になっているのか、HEMSのデータで
確認してみました。
それで結果は以下です。
まず月ごとの使用電力量です。
入居当初は今よりも給気/排気とも設定流量が大きかったのでその分電力使用量は多くなっています。6月以降はおちついています。
また12月は半ばまでですので、月末には倍くらいになるでしょうか。
念のため今月、暖房を使用するようになってからの使用電力量がこちら。
非常に安定していて
0.7 kWh/日
です。
我が家は中部電力のスマートライフプランを契約しています。
1日の平均電気料金は25.5 円/kWhとなります。
そうすると、
1日あたり、約18 円
となります。
ひと月当たりでは、 およそ535円
です。
蒸し暑さもある東海地方、さらに冬の乾燥対策にもなり、温度に加えて湿度の管理という点で快適性があがると思われます。
何度もいいますが、大前提として家の気密が十分に確保されていることが不可欠です。
気密が悪いのであれば、意味のない無駄な設備になります。
今後換気システムを検討される方の参考になればと思い、我が家の実例を紹介しました。
本日もありがとうございました。