やり直しの家づくり~そして高気密高断熱住宅へ~

請負契約後に解約、土地も越境でもめる、など波乱万丈の家づくり。それでもようやく出会えた設計士とスーパー工務店。2019年3月完成しました!

我が家の給気冷暖房システム

たいきゅうです。

 

前回、これまでの経緯を振り返りながら、

給気冷暖房システムを採用することになったことを

報告しました。

www.taikyu-iedukuri.com

 

今回は我が家に設置された給気冷暖房システムを紹介します。

 

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1) 我が家の給気冷暖房システムの概要

2) 我が家の給気冷暖房システムの実際

3) その他

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1) 我が家の給気冷暖房システムの概要

給気冷房システムで検索するといばらきパッシブハウスが

検索されます。

 https://www.i-passivehouse.com/archives/756

 

凰建設ではすでに給気冷暖房システムの採用実績があり、

我が家同様、施主に選択肢として計画段階で提示をしているようです。

 

他にもおそらく個別の設計事務所や工務店で実施されていると思われ、

”単一ダクトによる空気調和”

”家庭用のお手製エアハンドリングユニット”

のイメージと説明を受けています。

 

今回我が家のリカバリー工事で実施いただいたシステムは

・市販のエアコンを利用

・ダクト式第1種換気に組み込む

・パッケージ化されておらず、換気と空調は別々のメーカー・パーツにわけられている

という特徴があります。

 

換気システムにエアコンを組み込むことで、いばらきパッシブハウスでは

とくにその除湿能力の高さが取り上げられています。

 

また熱交換された空気をエアコンで暖めたり冷やしたりするので

非常に効率よく全館を空調することができます。

 

上記のような内容がいわゆる○○システムとして換気空調一体型の全館空調パッケージシステムになっていないことが重要だと思っています。

 

2) 我が家の給気冷暖房システムの実際

我が家のシステムの実際です。

なお私も深いところまでは理解できていませんので、

自分のわかる範囲、聞いた範囲での内容となることを

ご承知ください。

 

 まず参考図です。

f:id:taikyu:20191122141049p:plain

https://www.royal-elec.co.jp/wp/wp-content/uploads/2019/04/SE300.pdf

 

第一種ダクト式換気システム(SE300)にダイキンのアメニティエアコンを組み込むシステムです。

f:id:taikyu:20191122144357p:plain

アメニティエアコン:

f:id:taikyu:20191129132923p:plain

https://www.daikinaircon.com/sumai/aircon/housing/built_in/spec/index.html

(参照元:ダイキン)

 

外気から熱交換ユニットを通って熱交換された空気が通るダクト部分にアメニティエアコンを組み込むことで効率よく冷暖房できる仕組みです。

 

第一種換気自体の給気風量は150 m3/hr 程度(のはず?)ですので、

エアコン用に、写真のようにさらに室内から給気されます。

 

f:id:taikyu:20191129133043j:plain

 

3) その他

凰建設の給気冷暖房システムの特徴は、

市販されているエアコンを換気システム内に個別に組み込んでいる

ことです。(のはず)

それによりいわゆる全館空調システムとは違い、大がかりな設備投資にはならず、メンテナンスや修理の際も個別に対応が可能となります。

 

当然のように一定以上の高気密高断熱でないと機能しません。

 

さらに仕組みはわかっても簡単なことではないので

知識と、綿密な計算、施行できる業者など

ハードルは多く、誰もが望めば採用できるわけではありません。

同様にその後のメンテナンス、アフターケアも工務店での対応となるため、

やはり容易ではないと思います。

 

そのうえでコストは抑えられており、さきほど書いた通り

設計段階では小屋裏エアコン+床下エアコンと大きく違わないコストで導入が検討可能でした。

その点、パッケージ化された全館空調システムはメンテナンスや修理含め

トータルコストはおそらく格段に上がりますが、一定以上の条件の

どの家にも採用しやすい60-70点を目指す換気空調システムなのだと思います。

 

次回は実際使用しはじめてどうかを報告したいと思います。 

 

本日もありがとうございました。 
 
 
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