やり直しの家づくり~そして高気密高断熱住宅へ~

請負契約後に解約、土地も越境でもめる、など波乱万丈の家づくり。それでもようやく出会えた設計士とスーパー工務店。2019年3月完成しました!

断熱性~選ぶ基準 その4~

最近はどのメーカーでも「冬は暖かく、夏は涼しい」家をうたっています。

快適さは体験しないとわからない、その通りだと思います。

ただ、ショールームはどこもバッチリ空調を効かせて非常に快適になっています。

そうなると、その家がどのくらいの断熱性・気密性かということと、その見学時に感じる快適さは一致しません。だって全館空調なり床暖房なり、とにかくエネルギーを大量消費、電気代もたくさん払えば快適な空間にはなるので。

 

近くのハウジングセンターのス〇ェー〇ンハウスでは「ノー暖房デイ」などを設けていました。こういうイベントをしてもらうとよくわかります。

またYKKなどサッシメーカーのショールームにはサッシの性能の違いを体感できるブースがあります。これもわかりやすかったのでぜひ違いを体感してみてください。

 

話を戻すと、ではガンガン空調を効かせればいいのでしょうか?

少し将来のことを考えてみます。

現在日本は原子力発電が停止しており電気代も高くなってきています。やはり代替エネルギーは不可欠であり再生可能エネルギーは非常に重要になってくると考えますがすぐに全てを変えるのは難しいでしょう。

今後も電気代は持続的に値上がりしていく

とわたしは考えます。

 

また今年の夏の異常な暑さ。。。

普段の日常の慌ただしさで気に留めていなかったわたしもさすがに地球温暖化、環境問題を自分のこととして考えたほうがいいと感じました。

日本でも今カーボンプライシングの議論がされています。その中には炭素税という考えがあり、排出する二酸化炭素に課税するということです。もしこれが導入されれば、電気代はさらに跳ね上がっていきます。

 

空調をガンガン効かせてエネルギーを大量消費。

地球温暖化なんて関係ない!

電気代高くてもお金はあるから問題ないでしょ!

 

そういう方はこれまで通り何も考えず、家を建てるでしょう。

 

そうではなくて、

電気代が上がっていくことを予想し、省エネで快適な生活を送る。

省エネで環境に少しでも優しくし、次の代につなぐ。

さらに近い将来は太陽光発電と蓄電システムも利用して可能な限り電気的に自立した生活を営む。

 

そういう家に住みたい、そう思うのはわたしだけでしょうか?

次回は、外断熱と内断熱についてです。

 

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