目標とする性能は??
家づくり、とくに温熱性能について勉強していくと、
Ua値やQ値、またC値に出会います。
これは基本的なスペックですね。
わたしが勉強した中で感じたことは、住宅ももう1歩踏み込んだスペックの数値化を確認したほうがいいのではということです。
どういうことか。
例えば車ではカタログに燃費が当然のように記載されており各社それを競っています。
(そのせいで偽装などおきてしまった側面もありますが・・・)
車ではリッター何キロ走れるか、当然のように会話に上がるのに、
住宅では全く話題に上らない。考えてみると不思議ですね。
10年で買い替える車では気にするのに、30年以上住む家では気にしない。
で何の数値を評価すべきか。
わたしは、
●一次エネルギー消費量
●暖房負荷
●冷房負荷
この3点かなと思います。
光熱費もわかりやすいようで、マンション暮らしの自分にとっては中途半端に身近なせいでわかりにくく感じました。電気代もどんどんかわりますし。
さて我が家のスペックですが、
総一次エネルギー消費 83.19 kWh/m2・年
暖房負荷 18.79 kWh/m2・年(20℃)
冷房負荷 20.94 kWh/m2・年(27℃)
です。
設計してくれた建築士、建ててくれる工務店担当者にそれぞれ聞くと、
およそ目標とするスペックはほぼ似通っていて
総一次エネルギー消費 120 kWh/m2・年 以下
暖房負荷 30 kWh/m2・年
冷房負荷 20-30 kWh/m2・年
とのことでした。
もちろん地域など様々な条件でかわるため一概には言えませんが。
こういった住宅の燃費について数値で提示してくれるメーカー・工務店を選びたいですね。
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